アレルギー性結膜炎では、目のかゆみが主にみられます。
かゆみの他にも充血、涙や目やに、痛み、瞼の腫れ、白目の腫れなどが現われることがあります。
原因
アレルギー性結膜炎の原因は、スギやヒノキ、イネ科などの花粉症、ハウスダスト、ダニなどがあります。
そのほか、化粧品や点眼薬などが原因となることもあります。
花粉症もアレルギー性結膜炎の一種です。
花粉症に気をつけたい時期は以下の通りです。
- スギ 2~4月
- ヒノキ 3~5月
- イネ科 5~6月
- ブタクサ 9月
これ以外にも少量の花粉が飛散している時期がありますが、特に症状が強く出やすい時期は気をつけたいですね。
目に入る花粉の量を減らすことも効果的で、花粉用ゴーグルや眼鏡の装用も良い方法です。
点眼薬によるかゆみの予防
抗アレルギー点眼薬を使う場合、かゆみが出る前から点眼するとより効果的にかゆみを抑えることができます。
かゆみを自覚してから点眼しても、効き目が少ないことがあります。
花粉症のように症状の出る時期が決まっている場合には、点眼薬でかゆみの予防が可能です。
かゆみの症状に加えて、瞼や白目の腫れなど症状が強い場合には、ステロイド点眼を追加することがあります。
ステロイド点眼によって眼圧が上がる場合もありますので、眼科に通院しながら上手に使うのがお勧めです。